意外と知られていないことが、JRは区間によっては乗車料金を節約することができるということです。
断って置きますが、キセルなどの犯罪行為はいっさいありません。正規の方法で乗車しても、料金を安くすることが可能なのです。一定の条件が揃えば、同一区間の料金を安くなり節約が可能になります。
意外とこの方法は知られていないということです。正直、知らないと損です。
そんな私も、出掛けた際に偶然気付きました。乗車区間が同じなのに、切符の購入方法で乗車料金が安くなったのです。
この方法は全てで当てはまるわけではありませんが、条件さえ当てはまれば安く乗車が可能になります。普段利用している区間では、どうなのか調べてみる価値は十分ありますので、一度調べてみてはどうかと思います。
ここからは、詳しく説明をしていこうと思います。
まずは、前提としては犯罪行為や不正はいっさいありません。しかも誰でも条件が当てはまれば、安くすることが可能ということです。
私も偶然出掛けた際に、この方法に気付きました。その後、調べて検証した結果、一定の条件のもとなら「JRは安く乗車できる」という結論にいたりました。
私が気づいた区間は、「大阪天王寺駅~兵庫元町駅」の区間乗車した時にこの法則に気が付きました。
普通に切符を買って乗車すると、
こんな感じになります。
これが一般的に切符の購入方法だと思います。「天王寺~元町」までの料金は710円となります。
しかし、偶然寄り道をした際に乗車料金を節約することができることに気付きました。しかも、この方法は条件があえば色々な区間で出来る方法でした。
では、実際にどのようにすれば安く乗車が出来るのか。
ホントにちょっとしたことで乗車料金は安くなります。
それは、切符購入区間を分けて購入を行うということです。
「天王寺~元町」の区間で購入すると、710円が乗車料金です。これを「天王寺~大阪」と「大阪~元町」の区間に切符の購入区間を分けて購入します。
「天王寺~大阪」では料金は190円となります。
次に、「大阪~元町」の区間では、
料金が410円となります。
「天王寺~元町」では710円、「天王寺~大阪」が190円、「大阪~元町」では410円になります。
分かりやすくすると、
となります。
つまり、同一区間なのに購入方法で料金が110円も料金が変わってくるということです。この方法は、間の区間を抜くようなキセル乗車や違法・不正なことはいっさい行っておらず、正規の方法での節約法になります。
切符の購入方法を変えるだけで、片道で110円も安くなったのです。往復であれば220円の節約です。
気付いた時には相当な衝撃がありました。
紹介した節約方法は、通常の切符購入だけではなく、定期券の購入での利用できる方法です。定期券のように、まとまった金額で購入すると、よりこの節約方法が効果を発揮します。
今回気付いた区間を定期券で購入した場合を調べてみました。
区間を分けずに購入した場合は、このような料金になります。1か月定期で、20,520円となっています。
これを区間を分けていくと、
「天王寺~大阪」の1か月定期券は5,830円。
「大阪~元町」が1か月定期券12,300円となっています。
「天王寺~元町」が20520円、「天王寺~大阪」が5,830円、「大阪~元町」が12,300円になっています。
通常定期料金20,520円-(5,830+12,300)=2,390円節約
通常定期券と節約方法を使用した場合を比較すると、2,390円節約できます。今回は通勤的で比較しましたが、通学定期券でもこの節約方法は利用が可能です。
ちょっとした工夫で、定期券を購入すると簡単にお小遣いが増えたり、へそくりにすることも可能です。
この節約方法は色々な区間で利用が出来ます。ある意味、裏技といえる節約方法です。
現在、自分が利用している区間でこの裏技が利用できるかを調べてみれば、年間で結構な金額を節約ができる可能性があります。
今回紹介した区間である「天王寺~元町」であれば、年間で比較すると30,000円程度の節約額になります。通勤というあまり節約が出来ない条件のもとでも、工夫で節約ができるというとこです。
これを立場別に考えてみると、
こんな感じになります。
この方法を知っていれば、簡単に節約が可能です。また、旅行の際に調べてみると、安く移動することも出来ると思います。
ちなみに、JRの乗車料金は「JRお出かけネット」で簡単に料金の検索が可能です。ちょっとでも節約しようと考えている方は、ぜひとも自分が利用している区間を検索してみていただきたいです。
具体的な区間を例にして説明を行いましたが、この節約方法のからくりを説明していこうと思います。
この節約方法のからくりは、「JR独特の料金体系が要因」となっています。たぶん、他の私鉄では利用はできないとは思います。(まだ、検証を行っていませんので断定はできません)
料金体系を具体的に説明しても、鉄道が好きでない方にはピンとこないと思いますので、ここでは簡単に説明しておきます。
JRの料金については、「距離での料金」と「区間での料金」が混在しています。この結果、ひずみのようにこの節約方法が利用できるということです。つまりは、今回紹介した区間を「距離料金」と「区間料金」に分けて購入すると安くなるということです。そして、まとめて購入した場合は「距離料金」での購入になるので、分けて購入して方が安く抑えることができる結果になるのです。
安くできる可能性のある区間としては、「在来線」と「環状線」が合わさったような購入をしている区間です。基本的には、「在来線は距離料金」ですが「環状線は区間料金」となっています。
このような条件の区間であれば、紹介した節約術が利用が出来ます。
今回の節約方法は「JR独特の料金体系」が元で出来る裏技的な節約術です。ですので、意外と知っている人は少ないのではないかと思います。一度、先ほど紹介した条件に当てはまる方は、利用している区間を検索してみることをオススメします。
今回はちょっとした工夫で出来る節約方法でした。
ノーリスクで出来るものとしては「ポイントサイト」や「アンケートサイト」がオススメとなっています。お小遣いサイトとして有名であり、色々なサイトはありますが、登録無料で活動出来ますので、一度サイトに登録してみるのもいいと思います。
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